四旬節第2主日
◆民、王を求める
1 サムエルは年老い、イスラエルのために裁きを行う者として息子たちを任命した。
2 長男の名はヨエル、次男の名はアビヤといい、この二人はベエル・シェバで裁きを行った。
3 しかし、この息子たちは父の道を歩まず、不正な利益を求め、賄賂を取って裁きを曲げた。
4 イスラエルの長老は全員集まり、ラマのサムエルのもとに来て、
5 彼に申し入れた。「あなたは既に年を取られ、息子たちはあなたの道を歩んでいません。今こそ、ほかのすべての国々のように、我々のために裁きを行う王を立ててください。」
6 裁きを行う王を与えよとの彼らの言い分は、サムエルの目には悪と映った。そこでサムエルは主に祈った。
7 主はサムエルに言われた。「民があなたに言うままに、彼らの声に従うがよい。彼らが退けたのはあなたではない。彼らの上にわたしが王として君臨することを退けているのだ。
8 彼らをエジプトから導き上った日から今日に至るまで、彼らのすることといえば、わたしを捨てて他の神々に仕えることだった。あなたに対しても同じことをしているのだ。
9 今は彼らの声に従いなさい。ただし、彼らにはっきり警告し、彼らの上に君臨する王の権能を教えておきなさい。」
10 サムエルは王を要求する民に、主の言葉をことごとく伝えた。
11 彼はこう告げた。「あなたたちの上に君臨する王の権能は次のとおりである。まず、あなたたちの息子を徴用する。それは、戦車兵や騎兵にして王の戦車の前を走らせ、
12 千人隊の長、五十人隊の長として任命し、王のための耕作や刈り入れに従事させ、あるいは武器や戦車の用具を造らせるためである。
13 また、あなたたちの娘を徴用し、香料作り、料理女、パン焼き女にする。
14 また、あなたたちの最上の畑、ぶどう畑、オリーブ畑を没収し、家臣に分け与える。
15 また、あなたたちの穀物とぶどうの十分の一を徴収し、重臣や家臣に分け与える。
16 あなたたちの奴隷、女奴隷、若者のうちのすぐれた者や、ろばを徴用し、王のために働かせる。
17 また、あなたたちの羊の十分の一を徴収する。こうして、あなたたちは王の奴隷となる。
18 その日あなたたちは、自分が選んだ王のゆえに、泣き叫ぶ。しかし、主はその日、あなたたちに答えてはくださらない。」
19 民はサムエルの声に聞き従おうとせず、言い張った。「いいえ。我々にはどうしても王が必要なのです。
20 我々もまた、他のすべての国民と同じようになり、王が裁きを行い、王が陣頭に立って進み、我々の戦いをたたかうのです。」
21 サムエルは民の言葉をことごとく聞き、主の耳に入れた。
22 主はサムエルに言われた。「彼らの声に従い、彼らに王を立てなさい。」サムエルはイスラエルの人々に言った。「それぞれ、自分の町に帰りなさい。」
◆イエス、洗礼を受ける
9 そのころ、イエスはガリラヤのナザレから来て、ヨルダン川でヨハネから洗礼を受けられた。
10 水の中から上がるとすぐ、天が裂けて“霊”が鳩のように御自分に降って来るのを、御覧になった。
11 すると、「あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」という声が、天から聞こえた。
・きょうはティータイム後に
モレノ編集会を開きます。
モレノ・チームの皆さまは
付属館にいらしてください。
月報の編集・企画に興味がある方、
きょうだけ参加してくださる方も、
ぜひいらしてくださるとうれしいです。
今週土曜日は午後2時から
印刷製本をいたします。
・本日の礼拝は、
稲葉基嗣先生が担当してくださいました。
本来であれば両牧師は
教団年会のため大阪に行くはずでした。
来年こそはみんなで集まる年会を
開催できることを願い、祈ります。
・日本キリスト教協議会(NCC)をとおして、
ウクライナへ募金を始めます。
NCCが世界各地の人道支援を目的として設立した、
ACTジャパン・フォーラムをとおして、
ACT アライアンスという、
世界最大規模の
キリスト教諸教会の設立した
人道支援団体の、
ウクライナ避難民に対する
支援活動に用いられます。
・あすは日本キリスト教協議会主催
エキュメニズム研修会があります。
神学校の卒業者を対象とした
学びと交流の会で、学牧師が出席します。
午後はキリスト教文書センター
評議員会に出席します。
・書き損じ・出し忘れのはがきをください
(アジア学院に寄付)
・洗礼(バプテスマ)・転会をご希望の方は
牧師にお知らせください。
小山駅・教会間の送迎(9:45東口出発)があります。
詳しくは牧師にお尋ねください。
以上
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