三位一体後第4主日
◆ヨナの逃亡
1 主の言葉がアミタイの子ヨナに臨んだ。
2 「さあ、大いなる都ニネベに行ってこれに呼びかけよ。彼らの悪はわたしの前に届いている。」
3 しかしヨナは主から逃れようとして出発し、タルシシュに向かった。ヤッファに下ると、折よくタルシシュ行きの船が見つかったので、船賃を払って乗り込み、人々に紛れ込んで主から逃れようと、タルシシュに向かった。
4 主は大風を海に向かって放たれたので、海は大荒れとなり、船は今にも砕けんばかりとなった。
5 船乗りたちは恐怖に陥り、それぞれ自分の神に助けを求めて叫びをあげ、積み荷を海に投げ捨て、船を少しでも軽くしようとした。しかし、ヨナは船底に降りて横になり、ぐっすりと寝込んでいた。
6 船長はヨナのところに来て言った。「寝ているとは何事か。さあ、起きてあなたの神を呼べ。神が気づいて助けてくれるかもしれない。」
7 さて、人々は互いに言った。「さあ、くじを引こう。誰のせいで、我々にこの災難がふりかかったのか、はっきりさせよう。」そこで、くじを引くとヨナに当たった。
8 人々は彼に詰め寄って、「さあ、話してくれ。この災難が我々にふりかかったのは、誰のせいか。あなたは何の仕事で行くのか。どこから来たのか。国はどこで、どの民族の出身なのか」と言った。
9 ヨナは彼らに言った。「わたしはヘブライ人だ。海と陸とを創造された天の神、主を畏れる者だ。」
10 人々は非常に恐れ、ヨナに言った。「なんという事をしたのだ。」人々はヨナが、主の前から逃げて来たことを知った。彼が白状したからである。
11 彼らはヨナに言った。「あなたをどうしたら、海が静まるのだろうか。」海は荒れる一方だった。
12 ヨナは彼らに言った。「わたしの手足を捕らえて海にほうり込むがよい。そうすれば、海は穏やかになる。わたしのせいで、この大嵐があなたたちを見舞ったことは、わたしが知っている。」
13 乗組員は船を漕いで陸に戻そうとしたが、できなかった。海がますます荒れて、襲いかかってきたからである。
14 ついに、彼らは主に向かって叫んだ。「ああ、主よ、この男の命のゆえに、滅ぼさないでください。無実の者を殺したといって責めないでください。主よ、すべてはあなたの御心のままなのですから。」
15 彼らがヨナの手足を捕らえて海へほうり込むと、荒れ狂っていた海は静まった。
16 人々は大いに主を畏れ、いけにえをささげ、誓いを立てた。
◆生きた石、聖なる国民
1 だから、悪意、偽り、偽善、ねたみ、悪口をみな捨て去って、
2 生まれたばかりの乳飲み子のように、混じりけのない霊の乳を慕い求めなさい。これを飲んで成長し、救われるようになるためです。
3 あなたがたは、主が恵み深い方だということを味わいました。
4 この主のもとに来なさい。主は、人々からは見捨てられたのですが、神にとっては選ばれた、尊い、生きた石なのです。
5 あなたがた自身も生きた石として用いられ、霊的な家に造り上げられるようにしなさい。そして聖なる祭司となって神に喜ばれる霊的ないけにえを、イエス・キリストを通して献げなさい。
6 聖書にこう書いてあるからです。「見よ、わたしは、選ばれた尊いかなめ石を、
シオンに置く。これを信じる者は、決して失望することはない。」
7 従って、この石は、信じているあなたがたには掛けがえのないものですが、信じない者たちにとっては、
「家を建てる者の捨てた石、
これが隅の親石となった」のであり、
8 また、
「つまずきの石、
妨げの岩」なのです。彼らは御言葉を信じないのでつまずくのですが、実は、そうなるように以前から定められているのです。
9 しかし、あなたがたは、選ばれた民、王の系統を引く祭司、聖なる国民、神のものとなった民です。それは、あなたがたを暗闇の中から驚くべき光の中へと招き入れてくださった方の力ある業を、あなたがたが広く伝えるためなのです。
10 あなたがたは、
「かつては神の民ではなかったが、
今は神の民であり、
憐れみを受けなかったが、
今は憐れみを受けている」のです。
① 月報『モレノ』7月号が完成しました。
ご協力くださったみなさま、ありがとうございます。
きょうは礼拝後に、来月発行予定の8月号についての編集会を行います。
モレノチームのみなさま、よろしくお願いいたします。
② 30日(日)の礼拝後に、メディアチームで集まります。
オンライン献金の検討とホームページについての話し合いをする予定です。
メディアチームのみなさま、よろしくお願いいたします。
内容に興味がある方、今回のみの参加の方も大歓迎です。
③ 夏季献金のお願い
牧師の夏の手当とピアノの調律のための献金です。
受付テーブルに置いてある献金袋をご利用ください。
④ ご協力の感謝
7月6日(土)から15日(月)に教会に宿泊予定の学生の方々のために、
寝具貸し出しのお願いをさせていただきましたが、6名分の準備が整いました。
申し出てくださったみなさま、ありがとうございました。
8月24(土)−25日(日)に、開催予定のこどもキャンプの準備についても、
近々お願いすることがあると思います。
その際は、どうぞご協力よろしくお願いいたします。
また、イベントチームとして準備に加わってくださる方も募集中です。
ご協力いただける方は、牧師または教会役員までお知らせください。
・能登半島地震の救援募金にご協力ください(受付テーブルの上にある家の箱)。
・書き損じ・出し忘れのはがきをください
(アジア学院に寄付)
・洗礼(バプテスマ)・転会をご希望の方は
牧師にお知らせください。
小山駅・教会間の送迎(9:45東口出発)があります。
詳しくは牧師にお尋ねください。
以上
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